中学数学における図形は,中学受験を経験している子としていない子との差が一番顕著にでる単元です.
極端な言い方をすれば,受験算数を勉強している子は中学数学を勉強していなくても,中学数学の図形の単元の約7割程度はできるはずです.
中学に入って新たに勉強しなければならないことは,証明ぐらいでしょうか.特に受験算数を勉強している子は,量を求めるのが得意です.角度,長さ,面積,体積等々.
よって,受験算数を勉強している子は,高校数学の数Ⅰの図形の単元(三角比はのぞく)の先取り学習をしてはどうでしょうか.
一方,受験算数を勉強していない子は,この現実を知った上で頑張って取り組んでください.量を求める問題は問題数をこなして下さい.証明については,解答の模倣が大切です.